フレンチプレスとは?

フレンチプレスはコーヒー用だった!? 調べてみた

フレンチプレスとは

ガラスで作られた筒状の細長い容器で、蓋には上下に動く棒が付いて、棒の先にフィルターが付いるものをいいます。

本当はコーヒー用?

日本では喫茶店などで使われることが多いのですが、本来はコーヒー用に作られたものでした。
当初フレンチプレスは紅茶メーカーが紅茶を売る際に紅茶を淹れる道具として紹介したため、コーヒー用品ではなく紅茶用品として定着しました。
蓋についているフィルターをプレスする事で豆の油分をしっかり抽出し、コーヒー本来の味を楽しむことができるためコーヒー用具として人気です。

手軽に紅茶を淹れられる?

フレンチプレスで紅茶を淹れることはできます。ですが、紅茶を淹れる際には気を付けたい点があります。一つ目はフィルターをプレスす際に強くおろさない事。フィルターを強くプレスする事で茶葉を押しつぶし、苦みや渋みが出てしまいます。二つ目は多くて残った紅茶は早めに他のカップかポットに移す。こちらは茶こしなどを使わず直接ティーポットに入れた時と同じで、長時間お湯に茶葉つかることで紅茶が出すぎて苦みや渋みが出てしまうためです。

また、フレンチプレスで紅茶を淹れることはできるのですが、形状が細長い筒状のため球体のティーポットに比べると対流が起きにくく、茶葉のジャンピングが起きやすい条件から少し離れてしまいます。

茶葉のジャンピングについては以前の記事で書いていますので、気になった方は読んでみてください。

まとめ

我が家にもフレンチプレスが一つあるのですが、自分ひとり分を入れる時にとても重宝しています。